夏休みの自由研究。
昆虫好きだった私はいつも生物を選んでいたが、植物の生態を選んだ人も多いはず。
https://www.benesse.jp/jiyukenkyu/shogaku/index.html
本題に入ると、みなさんは
光合成をどう認識しているだろうか?
小学4年の理科。
教科書によれば、
酸素、デンプンを作り出す
とある。
これが僕が習った光合成だ。
そしてデンプンは体内に摂取した場合、栄養素として口腔内で唾液中の酵素、アミラーゼと混ざり合い麦芽糖、そして小腸にてマルターゼと混ざり合い、ブドウ糖へと分解され体内に吸収されて行く。
夜間に二酸化炭素を多く吐き出し、昼間は酸素をより多く出す。
僕は目に見えている部分と、科学的事実が重なった部分ばかりを真実と考えがちだ。
そして植物を人間との1次的視点で関係性を考えているからだ。
しかし植物は何も人間だけの為に生きているわけではない。
動物とは違っていても、植物には食物連鎖の様なシステムが存在している。
それが土と微生物だ。
http://ace1.agri.kagoshima-u.ac.jp/agri0038/
植物は体内で生成した栄養物を蓄えて行くが、同時に微量を根から土に戻している。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/土壌微生物
これは土の中にいる微生物が、生きていくための養分になり、微生物の働きにより土は活性化する。
養分に飛んだ土に微生物が関係していることは、土をいじったことがある人は誰でも経験していると思う。
微生物を働かせるために、堆肥や培養液を巻いたりするのはそのためだ。
ただ微生物が植物と共存して、栄養と環境をお互い補い支え合っている事を私は気づかなかった。
なんでも足りないものを補う事も大切だが、自然の摂理から上手くいっている現実に目を向けて深く洞察した時に、新しい未知の世界に遭遇する。